ACCAのPractical Experienced supervisor制度について
ACCAはライセンスを持っていなくて、合格するだけでもとても価値のある資格です。
ですが、ライセンスを取りたい場合には一定の実務経験が必要です。
この実務経験の証明のために、「Practical Experienced supervisor」という人にサインオフをしてもらう必要があります。
これは貴方の近くで仕事をした、会計士の有資格者のことです。
これなのですが、「え、、知り合いに会計士はいないよ…」という方はどうしようか悩んでしまいます。
しかしご安心ください!
ACCAが用意してくれるようになっています。
「Remote practical experience supervisor」という制度が新設されています。
https://www.accaglobal.com/ca/en/employer/employer-help-and-guidance/help-for-your-acca-students/practical-experience-supervisor.html
これは既存のACCAの資格保持者の中から、ボランティアでこの実務経験の証明をする人を集い、その人たちが知り合いに会計士がいない人の実務経験のサインオフをしてくれるというものです。
つまり、知り合いに会計士がいなくても、ACCAのライセンスが取れるようになっているんですね。
もちろん、リソースに限りはあると思うので実際にどこまでスムーズなのかは未知数ではありますが、これはかなりの人にとってありがたい制度です。
日本ではそもそも日本の公認会計士の人口も少ないですし、(その分、税理士が多くいらっしゃるわけですが)USCPAやACCAの人口も少ないので、これはありがたい制度だと思います。
もしかするとパキスタンに住む誰かが貴方の実務経験を 証明してくれるとか、そういうことが起こるわけですね。
これ、ちなみにボランティアとはいえ、ある特定の個人を選定することもできるようですので、私自身もこのボランティアに登録しよう!と思っていますので、もしかすると私が貴方のサインオフをする日が来るかも しれません。
とはいえ、まずは全科目に合格することが前提です。
効率よく毎日勉強をすること。
これしかありません。
Applied Skills以降は3か月に1度の試験なので、90日しかありません。
その限られた日数の中で、仕事もしながら、アウトプット(問題を解く)の練習時間をできるだけ増やすこと。
そのためにインプット(理解する・憶える)を効率的に減らすこと。
これがカギではないかと思います。
日本語で効率的にインプットを済ませてしまいたい人は是非ご連絡ください。
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