ACCAはまずこの科目から。Business&Technologyって何?
ACCAの最初のレベルはどの程度なのですか?
なかなか想像がつかないと思います。
そこで今日はACCAで最初に受けることの多い科目、Business&Technologyについて動画で説明をしてみました。
これはACCAが作っている公式Youtubeで話されている内容を参考にしています。
いかがでしたでしょうか?
ACCAの最初の3科目はApplied Knowledgeと呼ばれます。
どの順番で受験するかは自由ですが、会計の経験が無い人はまずはBusiness&Technologyから学ぶと良いとACCAは言っています。
学習内容は会計士の関連する内部・外部環境やリーダシップ・マネジメント理論、会計士としての倫理観、経営学や経済学など、会計士になる上で必要なる基礎知識を幅広く学ぶ、雑学のような科目です。
試験はほぼ全て選択問題です。
合格率は80%に及びます。
ACCAはこの試験を
Challenging but Passable
挑戦だが、合格可能
と表現しています。
まさしくその通り。
ACCAは50点で合格するようにできているので、100点など取れるようにできていません。
そのため、見たことのない問題や難しい問題というのが必ず入ってきます。
それでも、簡単なところや基本的なところを解答していくと、50点は超えるようになっており、合格可能になっています。
この問題は計算問題もほとんどありません。
暗記して、問題文の意味を良く理解するだけです。
とはいえ、英語が難しくて問題文が読めないという意見も聞くことがあります。
ここで考えて欲しいのです。
それは英語力のせいですか?
それとも専門用語や基礎知識の理解不足のせいですか?
例えばあなたが突然、医者が読むような、医学の専門書を読んだとします。
おそらく理解できないですよね。
それは前提知識や専門用語がわからないから、とすぐに思うと思います。
日本語の理解力のせいではありません。
ACCAの試験も同じです。
英語としてはそこまで複雑な文法で書かれているわけではありません。
ですが、そこに出てくる専門用語や前提知識は、勉強していない人にはなかなかわからないものです。
「英語がわからないから、無理だ」と思うのは早いです。
まずは専門用語を一つずつ覚えていきましょう。
ビジネス英語に良く使われる英語も少しずつ覚えていきます。
最初は地道な作業ですが、これらの英語力は必ず実務において役に立つものですので、絶対に将来に役に立ちます。
そうしてしばらく学習を続けていると、徐々に読めるようになってきます。
英語の学習というのは、即日で効果がでるものではありません。
しばらくは成長を見せずに、ずっと続けているとどこかのタイミングで急に伸びてくるものです。
ここまで続けることです。
この科目が終わるころには、試験の英語には少し慣れてきています。
この1科目でも合格をしたら科目合格として職務経歴書に書くことができます。
失うものなんてほとんどなく、得るものばかりの挑戦です。
しかし、英語で全部勉強するのもちょっと効率が悪いです。
日本語で効率よく勉強したい方は是非ご連絡をください。