ACCA最初のステップ。Applied knowledgeの3科目。
ACCAの受験は13科目ありますが、最初の3科目はApplied Knowledge levelと呼ばれます。
これらの科目はリモートでオンデマンドで自分の受験したい時期を選んで受験できるものです。
受験をしたら、終了時に即結果が分かります。
つまり、コンピューターがランダムで問題を出題し、機械的に採点しているわけですね。
したがって、問題のほとんどは選択問題です。
このレベルは合格率も65%~80%を超えるもので、それなりに合格しやすい試験になっています。
Business&Technology
Financial Accounting
Management Accounting
の3科目になります。
商学部を卒業した方は、これらは全て科目免除になる可能性が高いです。
経済学部や経営学部を卒業した方は、Business&Technologyが免除になる可能性が高いです。
受験の順番は自由です。
会計業界が初めての人は、Business&Technologyから受験をすることをACCAは勧めています。
Business&Technologyは会計士を取り巻くビジネスやITの環境や、会計士として知っておくべき経営学的な前提知識を広く浅く与えてくれます。
まだビジネス英語に慣れていない人は、この科目を使ってじっくりと英語に慣れていきましょう。
ここで学んだ前提知識や英語というものが後の科目でどんどん活きてきます。
しかし、せっかくの会計士の試験の受験なので、借方…貸方…仕訳…とか王道の財務会計を学習したい!
というかたは、Financial Accountingから受験しても大丈夫です。
こちらの方が、いかにも会計を学んでいる、という感じで、わかりやすいです。
Management Accountingは製造業で主に使われる会計知識を問う管理会計の科目です。
自分が製造業の経理や、管理会計の仕事をしているというような方は、こちらから受験してしまってもOKです。
このレベルは、会計の経験のある人であれば、1科目につき2週間程度でも合格します。
1科目につき、頑張れば1か月。
順当にやれば2か月。
初心者や忙しい人は3か月。
で合格を目指しましょう。
特別なことをする必要はありません。
毎日、隙間時間で1、2時間。
過去問を沢山解くこと。
間違えたところを理解する事。
この学習習慣を身につける事が何よりも大切です。
最近は、ジョブ型雇用とかリスキリングとかで、「専門性を身につけたい」「手に職を付けたい」という方が多いです。
専門性を持った人や、職人というのは、スポーツ選手でも、歌舞伎役者でも、芸術家でも、会計士でも、どの世界でも、毎日、繰り返し練習し、経験を積んだ人の事を言います。
続けないと、専門性や手に職は身につきません。
それだけの話です。
ACCAの継続学習によって、IFRSと英語という、世界で使われている知識を日本に居ながらにして身につけて、将来に役立つ専門性や手に職を身につけることができます。
これはチャンスと捉えるべきです。
一緒にこのチャンスを活かしたい方は是非ご連絡をください。