ACCAは意味ない?日本人が取得する価値とキャリアメリットを解説
ACCAは意味ない?日本人が取得する価値とキャリアメリット
このような疑問を持つ人も多いと思います。日本では
- USCPAの方が有名
- ACCA取得者が少ない
- 日本企業では評価されないのでは?
という理由から、ACCAに対して懐疑的な意見もあります。

さらに最近では日本でも
- 転職市場で評価される資格として紹介される
- 大手企業の資格補助制度に指定される
- IFRS人材としての需要が増える
など、確実に知名度が上がってきている資格でもあります。
この記事では
- ACCAとはどんな資格なのか
- なぜ意味ないと言われるのか
- 日本人が取得するメリット
- 年収やキャリア
- USCPAとの違い
をわかりやすく解説します。
ACCAとは?世界で評価される会計資格
ACCA(Association of Chartered Certified Accountants)はイギリス発祥の国際会計資格です。
現在では
- 世界180カ国以上
- 会員24万人以上
- 受験者50万人以上
という巨大な会計資格団体です。
ACCAの特徴は次の通りです。
- IFRS(国際会計基準)中心の学習
- グローバル企業で評価される
- 海外キャリアに強い
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IFRSとの関係
ACCAはIFRSを中心に学ぶ資格です。
現在、世界の多くの企業はIFRSを採用しています。
- ヨーロッパ企業
- シンガポールなどアジア圏の企業
- 中国・インドのグローバル企業
- 日本のグローバル企業
つまりACCAは
グローバル企業の会計を理解するための資格
とも言えます。
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なぜACCAは日本で流行らなかったのか
ACCAは世界的には有名な資格ですが、日本では長い間あまり広まりませんでした。
その理由はいくつかあります。
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① 英語の記述式試験が多い
ACCAは英語試験であり、さらに記述式問題が多い資格です。
そのため日本人の中には
- 英語で会計を書くのは無理
- 日本人には難しすぎる
- やっても意味がない
と最初から諦めてしまう人も多くいました。
つまり
日本人が「できない理由」を先に作り、挑戦しない
という状況が長く続いていたとも言えます。
結果、知名度もあがらず、やっても意味ないという悪循環でした。
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② 13科目の長期試験
ACCAは全部で13科目あります。
そのため取得までには
- 数年単位の勉強
- 長期的な努力
- 継続的な学習
が必要になります。
しかし日本では多くの資格を持っている「資格ホルダー」が評価される傾向があります。
そのため「短期間で取れる資格」が好まれる傾向があります。
そのため長期資格であるACCAに挑戦する人は多くありませんでした。
本来の資格の目的は実務で使える能力を鍛えることなのですが、
それは忘れられてしまい、時間をかけて実力を付ける資格が敬遠されています。
③ その間に海外人材が力をつけてきた
日本人がACCAを避けていた間、世界では多くの人がこの資格に挑戦してきました。
アメリカに強い影響を受けていない国はです。
特に有名なのが
- インド
- パキスタン
- マレーシア
- シンガポール
などの国です。
これらの国では、多くの学生がACCAに挑戦し、国際会計のスキルを身につけています。
英語力もどんどん付けてしまっています。それなりのビジネスパーソンであれば皆英語が使えます。
つまり日本人が挑戦を避けている間に、海外人材は着実に実力を付けてきたという状況です。
会計はできるけど国際基準は知らない。
基準は知っているけど英語で扱えない。
知っているのは何故かアメリカの基準。
そういう人が何故が増えてしまっているわけです。
そういう人が海外を相手に戦っていけることになります。
その意味では、日本人がACCAに挑戦することはグローバル競争力を高めることでもあります。
日本人がACCAを取得するメリット
① 外資系企業で評価される
ACCAは外資系企業や多国籍企業で認知度の高い資格です。
ヨーロッパ系の外資系ではACCAを学習していることが評価されるようになってきています。
② グローバルキャリアに強い
海外転職や海外勤務を目指す場合、ACCAは非常に有利になることがあります。
IFRSと英語が使えるわけですから、求められる会社が多いので、海外で働けるチャンスが増えるのは間違いありません。
実際に当社の生徒でも何名か海外で会計のお仕事に就けるようになった方が何名かおります。
③ 年収アップの可能性
外資系企業では
- Accounting Manager
- Finance Manager
- Controller
などのポジションがあります。
日系企業よりも外資系に転職をすると年収がジャンプアップするケースがあります。
ある程度経験が付いてくると外資での年収は800万円〜1500万円以上になるケースが多くあります。
2000万円クラスも夢ではありません。
ACCAとUSCPAの違い
| 項目 | ACCA | USCPA |
|---|---|---|
| 発祥 | イギリス | アメリカ |
| 試験数 | 13科目 | 4科目 |
| 会計基準 | IFRS | USGAAP |
| 難易度 | 科目毎に見ると難易度は中程度だが長期戦 | 短期戦だが科目毎の難易度は高い |
まとめ
ACCAは意味ない資格ではありません。
それは挑戦しない人が言っている「挑戦しない理由」に過ぎません。
パキスタンやインドでは、ACCAを取って海外の仕事に就き、自国とは比べ物にならない報酬を得ている人が実際に存在します。
ACCAはむしろ
- グローバル会計資格
- IFRS人材
- 外資系キャリア
を目指す人には非常に価値のある資格です。
さらに最近では
- 転職市場での評価
- 企業の資格補助制度
- IFRS人材の需要
などにより、日本でも認知度が上がっています。
ACCAについてさらに知りたい方へ
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