ACCA (英国勅許公認会計士)って何?

まずはAssociation of Chartered Certified Accountants (英国勅許公認会計士)について説明します。

ACCA (英国勅許公認会計士)って何?

Wikiを見ればわかる、という話もあるので、解りやすく簡潔に言うと、英国にいくつかある公認会計士資格の内、おそらく最もメジャーであり、世界中の様々な国で共通して通用する資格です。

そういう意味ではこの英国勅許、というのはあまり現状を正しく表現した和訳とは個人的に思っていません。

通用する、の意味は国によって様々ですが、EU、US、オーストラリア、中国、香港、マレーシアなどにおいて一定の価値が認められており、有資格者は約20万人、勉強中の人は50万人で178か国に及ぶのだとか。

調べたところ、USCPAの会員数は約65万人だとか。
実は私はUSCPAも取得しています。

ACCAは試験科目が13科目あります。会計、管理会計、税務、監査など満遍なく科目があり、応用科目はなんと3時間の記述式です。
これだけ聞くと、かなりエグイ印象を受けますよね。

ですが、USCPAも合格した私から言わせると、難易度はどっちもどっち。科目ごとの難易度で言えばACCAの方が少し易しいでしょうか。
最近はACCAは選択問題が増えており、コンピュータベースになって、記述の割合も減っています。日本人でも受験しやすい状況が整ってきています。

頑張ればほとんどの人が合格する試験

ACCAは頑張って勉強すればおそらくほとんどの人が合格できる試験なのです。

日本ではUSCPAがメジャーなのですが、そもそも今は米国会計基準(USGAAP)ではなく、国際会計基準(IFRS)が全盛期ですよね。

実際に上場企業が採用している海外の会計基準はもうほとんどがIFRSであり、USGAAPは減少の一途です。

なので、IFRSベースで勉強して、IFRSの解る会計士というACCAの方が、今後は価値が出ると思います。
米国が全て中心の時代ではないですしね。

ましてや米国以外の海外で働こうと思ったときに、USCPAでももちろん実力の証明はできますが、ACCAの方が強い資格だと感じます。

ACCAの合格法やそれを使った就職などに興味がある方は、まずはこちらの無料ガイダンスをご覧ください。

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