コロナに対する英国のサポート

コロナウイルスに対して、ボリスジョンソン首相は可能な限り在宅で過ごすように、老人は外出をしないようにと発言しました。

合わせて、店舗やパブへのBusiness ratesなどの減税についても決定され、多大な予算を準備した財務的なサポートも発表されました。

住宅ローンに対する金利の減税なども含まれているようで、政府として可能な限りこの状況をサポートするという姿勢を表しています。

英国のアプローチは現時点では諸外国と違っていて、学校の閉鎖などはしていません。

確かに、学校を閉鎖をすると、英国は共働き世代がほとんどなので、親の内のどちらかが預からないといけません。そうなると医療関係者に子供がいたら医療関係者が働けなくなり、重要なコロナ患者のケアが出来なくなります。

現時点では死亡率が高いのは高齢者であるため、高齢者に外出を禁じるというのはある意味では効果的なアプローチのようにも思えますね。

しかし、庶民の買い溜め行動はイギリスでも始まっています。

日本と同様、イギリスでもトイレットペーパーや冷凍食品などは棚が空っぽになっています。

ボリス首相も言っていますが、第二次世界大戦以来のとんでもない国家危機、なのかもしれません。

当面、経済活動は停滞しそうですね。

為替は1ポンドが130円を割りました。