日本で使われている基準はUSGAAPではなく、IFRSです。

今日は、データをお見せした上で、皆さんに判断してもらいたい事があります。

IFRS(国際会計基準)とUSGAAP(米国会計基準)は日本どちらが使われているか?

上場企業サーチというWebsiteを見ると、それぞれの上場企業が採用している会計基準が閲覧できます。

これを見ると、
日本基準:3589社
米国基準:11社
IFRS基準:223社
となっています。

日本基準を採用している会社はおそらく海外との取引もないDomesticな会社で、海外投資家向けの会計基準を採用する必要性が無いのでしょう。

で、米国およびIFRSを適用している会社を見ると、確かにソフトバンクやトヨタ、大手の商社など、豪華な会社が並んでいます。
ですが、これをみると、もう95%以上の会社がIFRSなのです。

これ、ひょっとすると、5年以内にはほとんど全てIFRSになっているのではないか?と思いますよね?

これが現実です。
日本の大手上場企業ではIFRSなのです。

IFRSベースでしっかり勉強をした会計士のACCAであれば、これら230社近い上場企業はとても高く評価してくれることは間違いありません。

厳しい言い方ですが、今後おそらくUSCPAの価値は日本では下がっていきます。
USGAAPの知識自体も必要ではないからです。
資格に希少価値が無くなってくることもあるでしょう。

彼らに価値があるのは、英語も会計もできる高能力な人材だからということです。よく考えると、USGAAPを学んだということは実は期待された能力ではないのです。

英語+会計+IFRS知識

ですので、これに更にプラスアルファでIFRSの知識がある、となると更に高い価値になる、というのがACCAということになります。

日本がガラパゴス化しているだけのことなので、この上場企業の採用している会計基準を見て、IFRSをしっかりと学んだ会計士になろう、と考えてくれると嬉しいです。

気づいている人はもう気づいて勉強し始めていますよ。
闇雲な勉強は辛いので、一緒にやっていきましょう。

勉強はこちらから。
https://reiwa-accounting-school.teachable.com/

それではまた。