ACCAに翻訳家志望から方向転換した人の話

今日は身近であったACCA取得の成功例を紹介します。

Tさんとしましょう。

Tさんは翻訳家を目指していました。

ACCAに翻訳家志望から方向転換した人の話

しかし、翻訳家だけでは海外で身をなしていけない、そして翻訳家になる事自体が想像以上に困難な事に気がついたそうです。

そこでTさんは考えました。

海外でも通用するスキルを身に付けて、現地に就職できる仕事は何か、と。

そこでTさんはACCAの存在を知り、ACCAの資格を取ることを目指して学び続けることを前提に働ける職場を見つけることが出来ました。

そのTさんは働きながら地道にACCAの科目を合格し続けました。時には落ちる科目もありながらも、コツコツと努力していきました。

その結果、Tさんは全科目合格し、3年程度で見事ACCA資格保持者となりました。

その間、職場でも海外の会計の経験をしっかりと積んでいたので、海外で英語が使えて現地の会計や税務も知っている人財となれば、転職市場では引手数多。

いくつか転職をして、今では大手会計事務所でプロフェッショナルとして働き、現地で知り合った方と結婚して、(コロナ前ですが)週末はしょっちゅう国内旅行に行ったりして安定して暮らしています。

この話をお伝えしたかった理由は、スキルは掛け算で膨らんでいく、その結果、海外で通用する人財になるということが言いたいのです。

英語力が大切だというのは昔からずっと言われています。

ですが、英語力だけで翻訳家などを目指すのは、現地ではそこまで需要は無いですし、そもそもその一つのスキルを極めるというのは非常に大変な事です。

ここに、会計というスキルが少しでも掛け合わされることで、希少性が出てきます。そしてただ会計が出来るというだけではなく、世界中で通用するACCA資格を勉強する、あるいは資格を取るという事で更に大きく希少価値が上がります。

ACCA資格を取る間に会計の経験は積まれていきますし、ACCA試験は徐々にレベルが上がっていって、会計だけではなく、財務やパフォーマンス測定、経営学、法律など多岐に渡る能力を身に付けさせてくれます。

これだけの修業を積んでいれば、日系企業で働く、あるいは日系企業を相手にする会社からすると、かなり珍しく、欲しい人材となれます。

ACCA資格を持つ現地社員が求められている

日本企業は現地に何も解らない、英語もろくに話せない駐在社員を送る傾向があります。

この駐在社員のために多額の手当てを至急し、家賃を補助し、通常の3倍以上のお金をかけることになります。

これは経営的には物凄い損で、こんなことをしているから海外の企業と競争出来なくなっていきます。

ましてや今後の日本は少子化により人財が減っていきます。

これは、海外のビジネスが重要になるということもありますが、海外に送り込める人財も少なくなるというダブルパンチになるわけです。

それに気づく企業は、駐在では無く、現地で活躍するスタッフを求めるようになります。

この時に、現地で通用する資格を持っている人財がいたらどうでしょう?

絶対に興味を持ちますよね。

何も解らない、外国語もろくに話せない駐在なんかよりも戦力なのは間違いありません。

この流れは、日本の雇用が流動化してくる今後、絶対に加速すると思っています。

この流れに乗って、海外で活躍できる貴重な人材となり、海外でワークバランスよく働こうとするのかは貴方次第ですが、そのための確実な選択肢として、ACCAというのはとても有効だと思います。このTさんのように。

それでは、頑張っていきましょう。

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