会計士(ACCA)にキャリアチェンジを考えている方へ。

実は、私は新卒では大企業のITの営業の仕事をしていました。
まあ、あまりにも大企業の看板とHumanスキルに頼っている様子で、ここにいても自分の市場価値は上がらないと判断して、プロフェッショナルとして生きていこう、と決めて、会社を辞めてキャリアチェンジをしたのでした。
そして、その時に私が興味を持ったのが会計であり、会計のお仕事でした。
この時は若さによる勢いでしたが、今思うと、正しい選択だったのかな、と思っています。

皆様の中にも、今は営業の仕事をしている、とか、事務の仕事をしている、とか言う方もいると思います。
そういう方にとっては、会計の分野はキャリアチェンジになるわけですね。

会計士(ACCA)にキャリアチェンジを考えている方へ。

そんな貴方、大丈夫です。
キャリアチェンジしてACCAを取った人という方をものすごく沢山見てきました。

結局、海外では数字の管理をする人材が求められるので、日本企業に就職したものの、結局会計を任されて、そのうちに会計の資格を取るようになった、とかそういう人が非常に多いのです。
(逆に言うと、営業とかの分野では現地の人にやはり勝ちきれないのかな、とも思います)

さて、この会計分野にキャリアチェンジを考えている方がいたら、まずは即、会計・経理分野のお仕事に転職をした方が良いです。
会計の資格を取ってから、その後で会計事務所に転職、とか、資格を取ったら経理マネージャーになれる、とか、さすがにちょっと難しいです。
この分野はやはり経験を問われるので、資格だけではダメです。

なので、正直、職歴を付けてください、ということになります。
ですので、若い人であればある程、キャリアチェンジは有利です。
まずは、裁量が大きそうな会社に経理担当として入ってください。
最初はアシスタントになってしまうでしょう。ですが、覚えられることは沢山あります。
ベンチャー企業とかであれば、営業も任せられつつ、経理もやるなんていう仕事もあるかもしれません。

まずは経理職に転職

アシスタントでも良いので、経理の職歴を付けてください。
そして、それを続けながら地道に資格を取るのです。

そうすると、資格を取り終える頃には、ACCA資格保有、経理経験3年、とかいう、かなり立派な経歴が出来上がっています。

この人なら経理マネージャーになれるし、会計事務所にも入れると思います。
更に外資系の会社で経理をしていた、なんてなると、更に海外への道が広がってきますね。

海外でプロとして活躍したいとか、そういう意欲のある方は、なるべく早くこのルートを進んだ方が良いと思います。

営業の経験では海外で自分にFitした仕事を見つけるのは非常に難しいですし、見つけたとしても、その仕事の特殊性から、その会社から動けなくなる可能性があるので、ある意味では覚悟を決めて、会計の道を進む事をお薦めします。

結局その方が可能性が拡がる事を私の経験上、保証します。

もちろん、ある程度の年齢になっている人もいるでしょう。
それでも世界中探せば、未経験でもACCAを持っている、とかであればアシスタント採用してくれる会社はきっとあると思います。
(世界中探せるのがACCAの良いところだと思います)

ですので、諦めずに会計関連の職歴を求めていきましょうね。

本日もありがとうございました。

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https://reiwa-accounting.com/guidebook/