USCPAとACCAでは大きく異なる実際の合格率は?!?

こちらのデータを考えてみてください。

USCPAとACCAでは大きく異なる実際の合格率は?!?

USCPAの日本人の科目合格率は約33%です。

しかし、全科目合格となると18%程度というデータもあるそうです。
そして日本人は平均で5回は落ちるのがこの試験だそうです。
すると平均勉強期間が22カ月となるそうです。
約2年ですね。かならず1科目は失効していることになります。なんだかもったいない。

USCPAを全科目一発で合格する人は10%しかいないという説もあります。
こうなると日本の公認会計士試験と変わりません。

普通の人では受からないということです。

つまり、USCPAは82%の人が途中で諦めているんです。

受験した経験から、理由は以下だと思います。
・初心者から挑むのがいきなりハードルが高すぎる
・時間内に受からず、失効して、継続するモチベーションを失う
・監査と税法の科目で、意味が解らず諦める(実務とかけ離れている上に難しすぎる)

難易度が高い、ということは価値が高いということにもなりますが、USCPAは日本で受験できるようになってから、受験者が急増しているので、同時にその希少性も下がってくる可能性も否めません。
大手資格の学校が競って巨額の広告や説明会、キャンペーンを打っているので増えているのだと思っています。

全世界的にはUSCPAの受験者が減少傾向にあるにも関わらず、日本は増加している、というのもいかにも日本らしい現象です。

ACCAについては、国籍別のデータが残念ながら無いので、データを示すことはできませんが、私の周りで見ると、そんなにキレキレの方(10人に1人の秀才)ばかりが合格しているわけではなく、ごく普通の方が我慢強く継続して合格していきます。

合格までの有効期間が圧倒的に長いACCA

合格までの有効期間も7年もあるので、途中で諦めた方、というのをあまり聞いたことがありません。

受からないと解りつつ、奇跡を願ってダラダラ続ける人は結構いますが。。。

ACCAは最後の科目まで全部合格するのはそれなりに大変な事ですが、基礎科目までは絶対に皆さんある程度スムーズに合格します。断言します。

ということは、絶対にACCA科目合格者の称号は手に入るわけです。
これだけでも十分に証明できるものになります。
その間、ドロップアウトして諦めることは絶対に無いと思います。

そしてUSCPAとの違いは、ACCAは試験が簡単なところからスタートしていく、という点で、USCPAのようにいきなり高いハードルから始まるのでは無い点です。
なので、初めてすぐに諦める人はそもそも少ないのです。

資格が取れるかどうかは、最後まで踏ん張って継続できるかどうか、というだけの話です。

我ながら、USCPAのネガティブキャンペーンをしてしまうようで何だかいけないな、と思ってはいます。

私自身USCPAも持っているので、全てを否定するつもりは無いのです。
もちろん、USCPAは短期間で合格する可能性のある、英語と会計の実力を証明するには優れた資格試験です。
10人に1人になれるという自信のある方はこちらの方が手っ取り早いでしょう。

しかし、もし貴方に時間がなかったり、英語力や会計力にそこまでの自信が無い、でも今後役に立つ国際資格を取りたい、というのであれば、着実にACCAを狙うべきです。
10人に1人の秀才になる自信が無い方もACCAの方が安全です。

これから希少価値はどんどん出てきますから。

日本でもACCAの存在に気が付いてきている人は確実に増えています。
そんな皆さんを応援しています。

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