超簡単に説明!IASとIFRSってなんで二つあるの?

ACCAを勉強したり、仕事でIFRS基準の会社にお勤めだと、参照する会計基準が
IAS(InternationalAccountingStandard)と、
IFRS(InternationalFinancialReportingStandard)
との二つがある事に気が付きます。

これ、なんなんでしょうね?

超簡単に説明!IASとIFRSってなんで二つあるの?

超簡単に説明しますと、まあ、一緒です。

いや、厳密にはかつては国際会計基準委員会(IASC)という機関があり、そこで発行していた基準がIASで、
その後国際会計基準審議会(IASB)という機関が活動を始め、そこで発行された基準をIFRSといいます。
どちらも有効な会計基準なわけです。(試験にも出ます!)

IASBが定めたIFRSはまだ17号くらいまでしか出てきていないので、当然、これだけを見ても全てが規定されているわけもありません。

なので、場合によってはIFRSを見たり、IASを見たりして、国際会計基準というものが出来上がっているわけですね。

場合によってはかつてIASで規定されていたものが、IFRSにてReplaceされる、というようなこともあります。

なので、IFRSは17個くらいしかないから、楽勝とか思わないでください。
IASも頭に理解しておかないといけないわけですね。

とはいえ、やはり話題になるのは新しく導入される会計基準なので、IFRS15とかIFRS16とかIFRS17とか、その辺りが話題にはなります。

ちなみに、このIFRSの解釈指針がありまして、それを
IFRIC(国際財務報告解釈指針委員会・International Finacial Reporting Interpretations Committee)
というところが出していたりもします。(これも試験に出ます!)

これも23号くらいまであります。
ACCAの試験ではここまで聞かれることは稀ですが、実務では業界によってはこのIFRICにまで
参照しながら会計処理を判断していくことになります。
とはいえ、こんなのを全部頭に入れるのは天才じゃないと不可能ですのでご安心を。。

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頑張っていきましょう。