会計士(ACCA)に向いている人、いない人。

皆さん、既に経理に携わっていたり、これから会計のキャリアにしようか迷っている人もいるかもしれませんが、そもそも自分に向いているのか?とか思ったりしません?

会計士(ACCA)に向いている人、いない人。

日本では、細かい事が得意な人は経理に向いているなんて言われたりしません?
おおざっぱで社交的な人は営業の方が向いている、とか。

欧米ではそんなの全然無いんですよねー。。。
会計士でもいますよ、適当でお調子者で営業マンみたいなコミュニケーションの上手い輩が。

むしろ、ある程度のポジションに行くと、そういう人が増えてきます。
数字の細かいエラーを気にすることより、全体感を見て、顧客に説明して信頼を得るという能力の方がはるかに重要だからです。

日本は基本的に、細かすぎます。
細かい事に拘って、それを指摘、修正することが付加価値だと勘違いしている人がいて、そういう人が似たような部下を育ててしまうのでしょう。
だから残業が減りません。
かつて、1ポンド違うとかっていう指摘をとある日本人がしたときに、イギリス人の経理のオジサンは、
「Life is too short…」と言っていました。

そんな1ポンドを気にするほど人生は長くありません。誰の役にも立ちません!

監査を学ぶと解りますが、合理的な範囲で公正である事さえ保証できれば、財務会計としては許されるわけですし、管理会計はだいたい数字が丸められて、100万円単位になってしまったりしますよね。

もちろん、数字に厳しい人というのはそれはそれで強みになります。
(間違いだらけではいけません。)
とても信頼される存在になれることでしょう。
ただ、木を見て森を見ずになると、海外では特に、評価されないし、成長が止まるので注意した方が良いです。
視座をだんだんと高くしていけば良いと思います。

なので、私が言いたいのは、おおざっぱな人でも、細かい人でも、良い会計士にはなれるということです。

自分はおおざっぱだから、とか一切気にしないで良いです。
むしろ大雑把で大局が見れるくらいの方が良いと思います!

会計士として必要な能力、会計士に向いている人は、私が思うに、
・相手の言うことをちゃんと理解して、解りやすく伝える力
・複雑な物事を論理的に考えて整理する力
・誠実で、謙虚に努力・吸収する力
これらがある人が良い会計士になると思います。
結局これらの当たり前のところに行きつくと思いますね。

これはまた別の機会に説明しますね。

なので、貴方も恐れずにACCAに挑戦してください。
きっと活躍できますよ。1円を合わせるよりも、やりがいがあってとても楽しいです。

今日もありがとうございました。

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https://reiwa-accounting.com/guidebook/